天文部というからには、星の観測をするのが主な活動になります。
しかし、それだけが全てではありません。
天文部では部会、合宿、観測会、五月祭、駒場祭、プラネツアー、イベントといった様々な活動をしています。中でも、合宿と駒場祭プラネタリウムが中心的な活動になります。
それでは、以下で詳しい活動内容を見ていきましょう。
月に1回のペースで行われるミーティングです。
主な内容は活動報告・予定連絡・近日の天文現象の紹介等になります。
プラネタリウムの製作の方針についてなど、重要な議題を扱うこともあり、 なるべく多くの部員に参加してもらうようにしています。
部会の後に、そのまま皆で晩ご飯に行くこともあります。
合宿は天文部のメインの活動の一つです。
都心では光が邪魔で星が見えにくいため、主に長期休暇中に夜空のきれいな場所へ観測に行きます。
合宿は5月上旬の新歓合宿に始まり、年5回行われる予定です。
昨年は新歓合宿(5月)・夏合宿(8月)・秋合宿(9月)・冬合宿(12月)・春合宿(3月)が行われました。
長いものでは4日間に渡るものもありますが、「他の予定があって初日から最終日までずっとは参加できない!」という場合であっても、基本的に途中参加・途中帰宅は自由です。
合宿中の過ごし方も人それぞれで、ただぼーっと星を眺めている人、機材を使った本格的な観測を行う人、はたまた観測中に寝てしまう人など様々です。
ちなみに、天文部の合宿の趣旨に反するので、合宿中の飲酒は禁止となっています。
気になる参加費用ですが、内容にもよりますが1泊あたり10000円を想定していただければ良いでしょう。だいたい2万円~2万円台後半です。
皆さんも天文部に入ったら、ぜひ一度は合宿に行ってみてください。 普段はできないような貴重な体験になると思いますよ。
合宿ほどの規模はありませんが、天文部では週末などを利用して気軽に天体観測に行くことがあります。 これは観測会と呼ばれており、流星群や月食などの天文イベントに合わせて行われることが多いです。
山梨県小淵沢に部の観測所があり望遠鏡などの機材が備え付けてあるため、観測会では主にそこを利用します。
観測所は自由に行くことができ、しかも宿泊にかかる費用も高くありません。
部員が急に星が見たくなったときに各自で利用することもできます。
また、最近では、部の観測所を使わない観測会の企画も増えてきています。
2018年1月31日には機材運営委員長によって皆既月食の観測会が企画されました。
東大で行われる2回の学園祭のうち、5月に本郷で行われるのが五月祭です。
天文部では前の年に引退した部員が中心となって模擬店などを出展しています。
2018年は「牛串アルデバラン」と題して、牛串を販売しました。
東大で行われる2回の学園祭のうち、11月に駒場で行われるのが駒場祭です。 天文部では例年プラネタリウムを出展・上映しています。
アマチュアとしては珍しいレンズ式の恒星投影機や、アマチュア最大級の直径約12メートルのエアドームを始め、その内部の各種投影機や流すソフト(番組)等、全て部員の手作りです。伝統的に、1年生が補助投影機と呼ばれる担当を、2年生が主投影機と言われる担当をそれぞれ受け持つことになっています。
春から準備を始めないと駒場祭に間に合わないほど、非常に手間は掛かりますが、大きな満足感が得られる一大イベントです。
プラネタリウムの他にも、部員が撮影した天体写真や、望遠鏡など、様々な展示も同時に行います。
プラネタリウムは例年高い評価を受け、駒場グランプリを獲得することも珍しくありません。
平成15年には東京大学総長賞も受賞しました。
詳しく知りたい方は、駒場祭特設ページも併せてご覧ください。
天文部は不定期で天文に関する施設を見学しに行きます。プラネツアーと称して、みんなでプラネタリウムを見に行くことが多いです。
知識を身につけることはもちろん、駒場祭における解説のお手本を知るという目的もあります。
天文部とは言っても星を眺めるだけが活動内容ではありません。
部員同士の親睦を深めるため、イベント企画委員を中心に、様々な活動を行います。