補助投影機

投影機には大きく分けて2種類、補助投影機と主投影機があります。補助投影機に該当するものは5つ、主投影機に該当するものは9つです。伝統的に、下の代が補助投影機を、上の代が主投影機を受け持っています。

このページでは補助投影機を紹介します。各投影機長より紹介文をいただきました。

 

あおとう



あおとうとは「青空投影機」の略称です。白色光を青いフィルムに通す仕組みになっている8個の投影機をドームに沿って並べることで、プラネタリウム上映前後の昼間の青空をドーム全体に投影します。

今年は投影面を昨年の四角形から五角形にし、また大型化することによって投影範囲の増大を図りました。

これから上映が始まるというときの高揚感、上映が終わった後の余韻。そのとき目の前に広がっているのは青空です。自らも美しくありつつ、主役である夜空を引き立てる青空を、是非お楽しみください。

あくとう



あくとうは、「朝焼け夕焼け薄明投影機」の略称です。空は、昼の青空から夜の真っ暗な空に変わるまでの間に、赤色に染まって、そこから連続的に黒色に変わっていくという何とも不思議な様相を呈します。あくとうは、その幻想的な変化を複数の色のLEDを用いたグラデーションにより表現します。

今年のあくとうは昨年度から機構を大きく変更し、安定性を高め、また配色も変更してよりグラデーションに幅をもたせました。

星空広がるまでの刹那のときにどうぞ心を奪われていってください。

あゆとう



あゆとうは朝日・夕日投影機の略称で、日の出・日の入りの太陽を再現し、皆さんを美しい夜空までご案内する投影機となっています。

メンバーも一同和気藹々とした雰囲気ながら、お互いに・また時には先輩方とも協力して完成まで進めてきました。プラネタリウムの主役となる夜空での出番はありませんが、日常と非日常を繋ぐ不思議な朝夕の時間を演出させて頂きます。ぜひお楽しみください。

しるとう



しるとうはシルエット投影機の略称です。星空が広がるまでの明るい間、地平線の辺りに様々な地上の風景を映し出します。

部員が一枚ずつ手作業で切った切り絵を貼り付けて、そのシルエットをドーム内に投影しています。今年は東京の景色、星が昇るのを待つ天体観測など複数のテーマで作成しました。

夜空に星が昇るころには消えてしまいますが、お気に入りのシルエットを見つけて頂けたら幸いです。星が昇るまでのひと時を、是非お楽しみください。

りゅうとう



りゅうとうは流星投影機の略称です。今年は去年と構造を大幅には変えず、2枚のスリットの組み合わせで流れ星を流します。より大きな流れ星が流れるように改良を重ね、流星痕も作れるようにしました。その他昨年解決できなかった課題の解決にも取り組み、かなり改善することが出来ました。

去年よりリアルな流れ星をお楽しみください。

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